生命の起源を求めて

昨日、午後1時22分4秒、
小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が、
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられて、
午後3時過ぎに予定の軌道に乗り、打ち上げは成功しました。

12月3日15時20分配信『産経新聞』によりますと、
H2Aは20回連続の成功となり、成功率は96・1%だそうです。

はやぶさ2は・・・

4年前に小惑星の物質を初めて採取し帰還した
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ」の後継機で、
今回は有機物や水が存在するとみられる別の小惑星「1999JU3」に向かいます。

小惑星は40数億年前の太陽系初期の姿をとどめています。

小惑星の地表の物質は宇宙線を浴びて変質しているため、
はやぶさ2は人工的にクレーターを作り、
変質していない地下の物質の採取・回収を目指すそうです。

生命の材料となった有機物や地球の海水は、
小惑星の衝突によって地球に運ばれたとされています。

なので、採取した物質を分析すれば、
生命の起源や太陽系の歴史を解明する手掛かりが得られるとのこと。

小惑星までたどり着けることだけでもスゴイことだと思いますが、
さらに40億年前の宇宙の姿がわかるとしたら・・・ワクワクしますねえ。

はやぶさ2は6年後の2020年の地球に帰還する予定です。
6年後が楽しみですね。