やはり体力は大切

 きょうは「体育の日」ですね。

この時期、体育祭や運動会が行われている学校も多いことでしょう。

その人に合わない過度な運動は考えものですが、やはり、適度に身体を動かすことは大切だと思います。

お母さん世代の30代女性の体力が低下傾向だそうです。

10月10日付『中日新聞』によりますと、スポーツ庁は9日、2015年度体力・運動能力調査の結果を公表しました。30年前に比べ、10代後半から30代の女性で運動する習慣のある人の割合が大幅に減り、30代女性は体力も低下傾向でした。

一方、調査項目を点数化した75~79歳男女の合計点が、現行方式となった1998年度以降で最高となるなど、高齢者の体力は上向き傾向が続いています。

30代女性の体力が低下傾向なのはスポーツ庁は「子育てのほか、働く女性が増えて、運動をする余裕がなくなってきているのではないか」と分析しています。忙しい中でも、テレビ体操など簡単な運動習慣を身に付けるられるといいですね。

ところでみなさん、「体育の日」ってどのように決まったか知っていますか?

「体育の日」は1964年の東京オリンピックの開会式が10月10日に行われたことから、10月10日を「体育の日」と定めたのです。

2000年までは10月10日が「体育の日」でした。2000年からは「ハッピーマンデー制度」により10月の第2月曜になったのです。ハッピーマンデー制度がダメとは思いませんが、東京オリンピックの開会式の日にちなんで祝日にしたのですから、「体育の日」は10月10日のままでよかったようにも思います。今年は第2月曜日が10月10日になりましたね。

ついでに2020年の東京オリンピックの開会式の日も「第2体育の日」になるといいですねえ(笑)。

きょうも自習室に何人かの塾生が朝から自習に来ています。中には長時間、頑張る子もいます。彼ら、彼女たち、適度に身体を動かしているのかなあ・・・。

けど、それは杞憂かもしれません。あの子たちは学校で週何回か、イヤでも(笑)体育の授業がありますものね。

受験生のみなさ~ん、体調を崩しにくくするためには、あるいは気力を充実させ集中力を持続するためには、やはり体力も大切ですよ。

家や塾ではなかなか身体を動かす機会がつくりにくいですから、学校の体育の授業や部活などで、適度に身体を動かしておきましょうね。

浪人生のみなさんも、自らテレビ体操や散歩などの機会を作って適度に運動したいものです。身体を動かすことばかりで、勉強時間が少な過ぎは困りますけどね・・・(笑)。