特色入試

国公立大学の入試が近づいてきましたね。

昨年12月27日5時28分配信の『朝日新聞デジタル』によりますと、京都大学は2016年度入試から「特色入試」を導入するそうで、その募集要項の概要を発表しました。

特色入試は全10学部で実施し、計約110人を募集するとのことです。

「特色入試」では、入学後の研究計画について記す「学びの設計書」を受験生に提出させるほか、筆記試験や論文、面接などを経て合格者を決めるようです。

理学部の数学では、通常の入試は解答時間が2時間半ですが、4時間に延ばし4問を課すそうです。

北野正雄副学長は会見で「難易度は高いが突拍子のない知識を問うものではない。時間をかければ解ける問題で、試行錯誤しながら解答するプロセスも評価したい」と説明しました。

教育学部では、子どもの遊びに関する日本語や英語の資料を読んで3時間かけて論述式問題に解答するなど、学部ごとに特色ある試験内容となっているとのこと。

しかし、数学の問題4問を4時間かけて解くとはスゴいですね。

北野副学長によりますと「時間をかければ解ける問題」だそうですが、4時間考えるためには相当の材料が頭に入っていないと(相当学力が高くないと)無理でしょう。

こういう試験があってもいいと思いますが、受験生にとってトイレが少し心配ですね。