連日おめでとうございます!^^

ノーベル生理学・医学賞に続いて、ノーベル物理学賞の受賞者が決まりました。

10月7日付『中日新聞』によりますと、ノーベル物理学賞の受賞が決まったのは東京大宇宙線研究所長 梶田隆章氏と、カナダのクイーンズ大名誉教授 アーサー・マクドナルド氏のお二人です。

梶田隆章さん、アーサー・マクドナルドさん、おめでとうございます!^^

受賞業績は「ニュートリノ振動の発見により、ニュートリノに質量があることを示した」ことです。

梶田氏は岐阜県飛騨市のスーパーカミオカンデを使った巧みな実験で、質量がゼロだと考えられていた謎の素粒子ニュートリノに質量があることを確認し、人類に新たな物理理論の手掛かりと宇宙の成り立ちに迫る糸口を与えました。

素粒子、難しそうですね。一言で言えば、物質をどこまでも分割していき、これ以上分割できない最小単位が素粒子です。

ところで、梶田隆章さんは2002年に同じノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんの教え子です。師弟でノーベル賞受賞という栄誉を手にしたわけです。本当に素晴らしいですね。

小柴先生がテレビでインタビューに答えていました。

インタビュアー「梶田さんは学生の頃から優秀でしたか?」
小柴先生「梶田が!? いやー、そうは思わないなあ・・・」僕は少し微笑んでしまいました。

小柴さんが言いたかったことは、「ノーベル賞を受賞するには、何か生まれながらの特別な才能が必要なわけではなく、地道にコツコツ努力を積み重ねていくことが大切なのだ」。恐らくこういうことだと思います。