昨日(12日)、一年の世相を漢字一字で表す 「今年の漢字」が発表されましたね。

毎年、この時期になると、今年の残り少なさを強く感じさせてくれます。日本漢字能力検定協会が清水寺で発表した「今年の漢字」は・・・
もう知っている人もいると思いますが、「金」です。「きん」と読んでも「かね」と読んでもいいでしょうね。

リオデジャネイロオリンピックで日本人選手が獲得したメダルが、金12、銀8、銅21と史上最多の41でした。

この点では「きん」ですね。

一方、政治とお金に絡む問題もありましたね。どこかの知事さんがお辞めになりました。

この点では「かね」ですね。

実は「金」は、2012年と2000年にも選ばれていて、
今回で3回目です。

2012年の時は5月の金環日食、夏のロンドンオリンピックにおける日本人選手の過去最多38個のメダル獲得、そして山中伸弥先生のノーベル賞受賞を反映してのことでしょう。

2000年はシドニーオリンピックでの日本人選手の活躍が反映されたからだそうです。

2000年は、当時、名古屋市南区に住んでみえた「金さん銀さん」の金さんがお亡くなりになった年でもあります。

みなさんは知ってるかな、金さん銀さん。

おちゃめでチャーミングな双子のおばあさんたちでした。

みなさんから見れば「ひいおばあさん」いや、「ひいひいおばあさん」いや、もっとかな・・・(笑)。

金さん銀さんがご健在の頃、100歳を越えてよくテレビ出演されていました。

ある番組でアナウンサーが金さん銀さんに「金さん、銀さん、最近よくテレビに出ていらっしゃいますが、テレビの出演料は何にお使いになりますか?」と尋ねたところ・・・

金さん銀さん「老後のために蓄えておきます」と返答していたことがあり、
その時、思わずニッコリしたことを覚えています。

100歳を越えた金さん銀さんにとって「老後」というのはいつ頃からのことだったのでしょう。